[標準]ツールバー|0から学ぶCATIA V5

今回は以前にやった『ツールバーとは』にでてきた[標準]ツールバーについての内容です。

[標準]ツールバーにあるコマンドのほとんどは他のソフトにも搭載せれている機能です。
そのため目新しい機能はほとんどなく、とっつきやすい内容となっています。

このページでは以下の内容が学べます。


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 [標準]ツールバーについて

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 CATIAでのコピー/貼り付け/切り取りについて

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 CATIAでの元に戻す/再実行/繰り返しについて

 

今回は[標準]ツールバーについての内容だ
たしか前にちょっとだけやりましたね
コピーとか貼り付けとかボクの知ってる機能が多くありました!
その通り
[標準]ツールバーはパソコンの基本的な機能をまとめたツールバーだ
パソコンを使ったことがある人なら知ってる機能ばかりだから
今回紹介するコマンドはすぐに使いこなせると思うぞ

 

[標準]ツールバー

[標準]ツールバーは主にCATIA以外のどのソフトにも備わっている基本的な機能がまとめられたツールバーです。
[標準]ツールバーの各コマンドの機能は以下の通りです。

新規作成(Ctrl+N) ファイルの新規作成
 開く(Ctrl+O) 既存ファイルを開く
 上書き保存(Ctrl+S) 現在のファイルを上書き保存する
 クイック印刷 通常使うプリンタで印刷する
 切り取り(Ctrl+X) 選択した部分を切り取り、クリップボードにコピーする
 コピー(Ctrl+C) 選択した部分をクリップボードにコピーする
 貼り付け(Ctrl+V) クリップボードの内容を選択した位置に貼り付ける
 元に戻す(Ctrl+Z) 最後の操作を取り消し、操作前の状態に戻す
 再実行 取り消した操作を再実行する
 これは何ですか?(Shift+F1) ツールバー内のアイコンのヘルプを表示

このツールバーのほとんどの機能はデフォルトでショートカットキーが割り振られているため、ショートカットキーを使う人はあまり使う必要のないツールバーです。上の表の「グレーの文字」はデフォルトで設定されているショートカットキーです。

 [切り取り]/ [コピー]/ [貼り付け]/ [元に戻す]あたりのショートカットキーはCATIA以外のソフトでもほとんど同じキーとなっており使用頻度も高いため、余裕があれば覚えておくことをオススメします。

 

コピー/切り取り/貼り付け

CATIAではツリーにつられているコマンド、つまりは作業履歴を文字や画像のコピー/貼り付けと同じ要領で複製することができます。

 コピー

仕様ツリーもしくは形状領域からコピーしたいものを選択します。(複数選択も可)
 [コピー]をクリックすることで選択したものをクリップボードにコピーすることができます。

 

 
 切り取り

仕様ツリーもしくは形状領域からコピーしたいものを選択します。(複数選択も可)
 [切り取り]をクリックすることで選択したものをクリップボードにコピーすることができます。
クリップボードにコピーされたら選択したものはすべて切り取られます。

 
このとき選択したコマンドはいったん削除されているわけなので、作業履歴のリンクが繋がっている場合はエラーが発生します。たとえば下の画像では[直線.1]が失われたことで、[直線.1]から作られていた[押し出し.1]でエラーが発生してしまっています。切り取りをする場合はこのような履歴に繋がりのあるものには注意が必要です。

 

 貼り付け

 [貼り付け]をクリックすることで、クリップボードにあるものを貼り付けることができます。
ツリーには同一名称のものは複数存在できないため、貼り付けると自動で名称が変更されます。

GSDワークベンチの場合、ツリーで選択されているコマンドの次に貼り付けられます。
『形状セット』を選択している場合はその形状セット内の一番下に貼り付けられます。

パート・デザインワークベンチの場合は、ツリー上でコマンドを選択していたとしても『パーツボディー』の一番下に貼り付けられます

 

元に戻す/繰り返し/再実行

 

CATIAではWordやExcelなど多くのソフトと同様に、処理を元に戻したり、やり直したり、繰り返したりすることができます。
各アイコンは[標準]ツールバーもしくはメニューバー[編集]内に格納されています。 
 

元に戻す

 [元に戻す]をクリックすることで、直前の処理をキャンセルします。
つまりは直前の操作を無かったことにします。
デフォルトのショートカットキーで[Ctrl]+[Z]が設定されています。
  

 再実行

 [再実行]をクリックすることで、元に戻した処理を再実行します。
つまりは直前の操作を無かったことにした(元に戻す)ことを無かったことにします。
 

ヒストリを使用して元に戻す/ ヒストリを使用して再実行

 [ヒストリを使用して元に戻す]/ [ヒストリを使用して再実行]をクリックすることで、ヒストリを使って一度に複数の処理を元に戻したり再実行したりすることができます。
アイコンをクリックすると以下のようなウィンドウが立ち上がります。

リスト上にこれまでの処理内容が表示されます。
このリストから元に戻したい処理項目をダブルクリックすることでその時点まで元に戻します。

[フラッシュ]をクリックすると選択している処理項目がリストから削除されます。
[すべてをフラッシュ]の場合はリストの処理項目をすべて削除します。

[ヒストリを使用して再実行]の場合も[フラッシュ][すべてをフラッシュ]が無いだけでほとんど同じ内容となっています。
 

 繰り返し

 [繰り返し]をクリックすることで、直前の処理を繰り返すことができます。
デフォルトのショートカットキーで[Ctrl]+[Y]が設定されています。

 

まとめ

今回の内容をまとめると以下の通りです。


 [標準]ツールバーには保存や印刷、操作に関する基本的なコマンドがまとめられている

 [標準]ツールバーのコマンドは基本的に多くのソフトにもある機能

[標準]ツールバーはコンピュータでの基本的な機能がまとめられたツールバーです。
CATIA以外のソフトでも基本的には搭載されている機能なので、CATIAだからといって新たに覚える必要はないです。ただ超基礎的な内容なので、あまり深く理解していなかった方はこれを機に再確認しておきましょう。

【次回】ツールコマンドの使い方
【前回】マウスの基本操作
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2020年1月12日0から学ぶCATIA V5, CATIA

Posted by Lic