ライティングと深さ指定|0から学ぶCATIA V5

今回は『ライティング』『深さ指定』について解説していきます。
どちらも必須の内容ではありませんが、より画面を見やすく表示することのできるコマンドなので、「こういった機能もあるんだ」程度に頭に入れておくと後々役に立ちます。

このページで学べる内容は以下のとおりです。

icon-check-square [ライティング]コマンドの使い方
icon-check-square [深さ指定]コマンドの使い方

 

今回は『ライティング』と『深さ指定』について学んでいくぞ
なんか言葉だけ聞くと難しそうですね…
操作自体はめちゃくちゃ簡単だから安心していいぞ
どっちもちょくちょく使う便利なコマンドだから
ここで押さえておこう

 

ライティング

CATIAでは形状を照らしている光源(ライティング)を変更することができます。

この機能により形状にあたる光の加減から不自然な歪みがないかなどを確認することができます。
またキャプチャを撮るときや画面が眩しいときなどにもライティングの変更をします。

ライティングはメニューバー[表示]>[ライティング…]から変更することができます。
[ライティング]コマンドを実行すると以下のような[光源]ウィンドウが立ち上がります。

 

光源のタイプ

ここでは光源のタイプを変更することができます。
左から順に[ライトなし]/ [単独のライト]/ [2つのライト]/ [ネオンライト]となっています。デフォルトでは [単独のライト]で表示されています。

 

光源の位置

 
ここでは光源の位置を変更することができます。
球体から出ているグレーの棒をドラッグすることで光源を任意の位置に移動することができます。

 

明度/コントラスト/輝度

ここでは表示されている形状の明度/コントラスト/輝度を変更することができます。
バーの位置を調整もしくは数値の入力でそれぞれ調整が可能です。
上から順に [明度][コントラスト][輝度]となっています。

 

設定中は常にプレビュー表示されているため、自分の感覚でライティングを決めることができます。
上記の設定をしたら、[OK]ボタンをクリックすることでライティングが変更されます。
([キャンセル]ボタンを押した場合はライティングを変更しないでウィンドウを閉じます)

 

深さ指定

前回の『表示と非表示』でも解説したようにCATIAではオブジェクトを非表示にすることができますが、いちいち表示と非表示を切り替えるのが面倒なときもあります。
このような場合は、[深さ指定]コマンドが便利です。

[深さ指定]コマンドでは3次元空間の深さを指定し、表示領域を固定することができます。
要するに、オブジェクトを非表示状態にはせずに透かしてみることができます。

深さの指定はメニューバー[表示]>[深さ指定…]から変更することができます。
[深さ指定]コマンドを実行すると以下のような[深さ指定]ウィンドウが立ち上がります。

デフォルトの状態では[前側境界]と[後側境界]の[固定]にチェックが付いていません。
このチェックボックスにチェックを付けると深さの値を入力することができるようになります。
ここで指定した[前側境界]の数値と[後側境界]の数値の間にある形状のみが表示されます。
 

深さ指定なし(デフォルト)

 
深さ指定あり

 
[くもり]にチェックを付けると形状にくもりが発生します。
このくもりはより奥側にある部分ほどくもって見えます。

 

まとめ

今回の内容をまとめると以下の通りです。


 ライティングの変更は [ライティング]コマンドから

 [深さ指定]コマンドで表示範囲の切り替えが可能

 両コマンドともメニューバーの[表示]タブから

今回出てきた2つのコマンドはあまり使用頻度は高くありませんが、必要な状況になることもしばしばあります。使い方は非常にシンプルなので詳しい説明が無くても、ある程度は直感的に操作することができると思います。そのためコマンドの使い方というよりはこういった機能があるということを頭の中に入れておきましょう。

 

【次回】コンパスの操作
【前回】表示と非表示
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2020年1月18日0から学ぶCATIA V5, CATIA

Posted by Lic